社労士試験の試験科目解説①

社労士は法律系の資格ですから、試験において問われるのは法律、なかでも労働保険や社会保険に関する法律の知識です。試験科目になっている法律のなかには、社労士試験の受験を考えているみなさんにとって、なじみのある法律もあれば、その名前を初めて聞く法律もあるかと思います。そこで、ここでは、試験科目になっている法律がどんな法律で、そして試験では実際にどんな内容が出題されているのかについて、簡単にご紹介したいと思います。

●労働基準法

労働基準法は、会社が労働者を使用する際の労働条件として最低限守るべき「基準」を定めた、労働に関する基本法です。その内容は「総則」に始まり、「労働契約」「賃金」「労働時間・休憩・休日」「年次有給休暇」「年少者・女性」「就業規則」といった具合に、労働に関する、ありとあらゆる事項に及び、社労士試験においても、ほぼすべての内容から万遍なく出題される傾向にあります。

●労働安全衛生法

労働安全衛生法は、あるいは聞きなれない法律かもしれませんが、名前の通り、事業場内における労働者の安全衛生を守るための措置について定めた法律です。社労士試験では「機械や有害物に関する規制」や「健康の保持増進のための措置」などが出題されることもありますが、出題率が群を抜いて高いのは「安全衛生管理体制」に関する内容です。

●労働者災害補償保険法

労働者災害補償保険法は、通称・労災保険法、すなわち業務上の災害時に給付が行われる「労災」について定めた法律です。療養・休業・傷病・障害・介護・遺族といった各保険給付の内容を中心に、「適用事業・適用労働者の範囲」「給付基礎日額の考え方」「業務災害と通勤災害の違い」「他の保険との併給調整の仕方」といった内容が、社労士試験では頻繁に出題されています。

●雇用保険法

雇用保険法は、雇用保険について定めた法律ですが、一口に「雇用保険」と言っても、「求職者給付」「就職促進給付」「教育訓練給付」「雇用継続給付」と、給付の種類は多岐にわたります。加えて、各保険給付の内容はさらに細分化していて、社労士試験試験においては、それらを体系的に理解することができているかが主に問われます。

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